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ロンドン・オリンピック 女子サッカー決勝戦 日本対アメリカ [観戦]

なでしこジャパンとの準々決勝戦のあとのバルセロス・ブラジル監督のコメント

「われわれはたくさんの好機をつくったが、得点できなかった。相手は守備的に戦って2点取った。悲劇だ。日本がきょうのような(守備的な)プレーを続けるなら、優勝候補と呼ばれるにはふさわしくない」

いやあ、男の負け惜しみほどみっともないものはないですな。しかし、しかしである。決勝戦のドイツ人の審判は目が悪すぎるだろ。前半の宮間選手のフリーキックの場面、あれはどう考えてもハンドでPKでしょ。そうなっていればきっと試合の流れが…。あとアメリカのゴールキーパーがソロでなかったら、モーガンがもう少し鈍足で下手だったら、2点目のドリブルでロイドがこけていたら…(以下略)、なでしこジャパンが勝ってたに違いない。いや、アメリカはやっぱり強かった。こういうぎりぎりの試合を制することができるチームだからこそ、オリンピック三連覇という偉業を成し遂げることができるのだろう。

事前の私の予想に反して、必ずしもアメリカが一方的に攻め立てるという構図ではなかったのはうれしい。アメリカには前戦の疲れがあったのかもしれないが、去年のワールドカップとは違う試合展開は今後に希望を感じさせてくれた。佐々木監督が最後に一番若い岩淵真奈選手を登場させたのは、心憎いなあと思った。さすがはスピルバーグ則夫と自分でいうだけのことはある。試合後に宮間あやキャプテンが号泣していた姿には胸が詰まったが、授賞式ではみんな笑っていて本当によかった。また、日本の選手・監督の試合後のコメントであのハンドに恨み言をいっているのは一つもないというのは誇らしいことである。

次の女子ワールドカップはカナダで行われるらしい。カナダ・チームは、予選リーグの対日本戦ではそれほど強い印象は受けなかったが、トーナメントでの対アメリカ戦ではパス回しもすごく上手かったし、シンクレア選手の決定力は半端なかった。3位決定戦のフランスとの試合のダイジェスト映像を観ても、実にしぶといチームのようだ。その他に、今回のオリンピックに出られなかったドイツもいるし、なでしこジャパンの苦闘の道のりはまだまだ続きそうだ。

私としては、まず今年は1回も生で見ていないなでしこリーグの試合を観に行こう。あと、ヤングなでしこの出る8月19日からの女子U-20ワールドカップにも是非足を運ばなければ。

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