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ガンバ大阪のこと [雑記]

FIFAクラブワールドカップ2008のガンバ大阪対マンチェスター・ユナイテッド戦。マンU相手にほぼ勝負がついたかにみえた前半の4対1から、結果的に5対3にまで持ち込んだガンバのあきらめない姿勢には本当に感動した。それだけにMCの明石家さんまが試合後にガンバを嘲笑するようにゲラゲラ笑っていたのを非常に不愉快に感じたのを覚えている。私はそれまでもサッカーは観ていたが、サッカーの魅力により一層取り付かれるきっかけになった、私にとって記念すべき試合であった。

それ以来、ガンバ大阪に対しては、とにかく最後まで走って、取られたら取り返す攻撃サッカーという好イメージを抱いていたが、ビッグクラブなのでサポーターというわけではなかった。

今季のガンバの不振の原因についてはいろいろなことがいわれているが、例年シーズン前のグアム・キャンプで行っている厳しいフィジカル・トレーニングをセホーン前監督が行わなかったという指摘が当たっていると思う。

2月のザックジャパンの対ウズベキスタン戦について、風間八宏さんは、遠藤保仁選手が徹底的にマークされていたことを敗因に挙げていたが、私はむしろ、遠藤選手がウズベキスタンの若い選手についていけてないような印象を受けた記憶がある。ただ、開幕前のこの時期はJリーグ選手は概ねコンディションが悪いということはあるかもしれない。

それと、確か5月頃のアジア・チャンピオンズ・リーグでのガンバ大阪とアデレード・ユナイテッドの試合だったと思うが、ガンバの選手の動きは総じて非常に鈍かったと思う。解説の松木安太郎さんが「今のガンバはみんながみんな遠藤選手みたいになっている(つまり、パスの出し手ばかりで、動きながらパスを受ける選手がいない)」と指摘していた。この人は絶叫するだけかと思っていたが、たまにはいいこともいう(笑)。さすがはS級コーチ有資格者である。

それにしても、何でガンバは昨年3位という好成績にもかかわらず西野朗監督を代えたのだろう。呂比須ワグナー氏がライセンス問題で監督に就任できず、急遽セホーン氏を代役にしたドタバタ劇をみても深い考えがあったとは到底思えない。私は、不振の選手に対して「あんな奴要らん」といったり、すぐに監督の解任を要求したり、大騒ぎしてフロントの責任を追及したりする一部サポーターの態度を常々苦々しく感じているのだが、今のガンバのフロントは擁護する気が全く起きない。

ガンバの選手とサポーターにとっては、今回の降格は痛恨事に違いない。特に、守備の強化のために移籍してきたばかりの今野泰幸選手の胸の内を思うといたたまれない。現段階では、遠藤選手も今野選手もガンバに残るようである。正直、無理をしなくてもいいのになあとは思う。しかし、私のような単なるサッカーファンとしては、J2の値段(2500円~3000円ぐらいだろうか)で日本代表チームの核というべき選手が2人もいるチームの試合を生で観られるのは、実にうれしいことである。来年は、にわかガンバ・サポーターになるかもしれない。

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